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Vol.12 〜4月の自然誌〜「飛騨の山菜を楽しむ」
飛騨の春は山菜の季節だ。天ぷらにしても、おひたしにしても春のエネルギーあふれる芽生えの味は格別。飛騨地方は標高差があるため、いろいろな山菜を楽しむことができる。たとえば春に真っ先に芽を出すフキノトウも、標高が高い地域では五月のゴールデンウィークを過ぎても見かけることができる。そしてタラノメやコシアブラ、そしてウド、ほかにはシダ植物のワラビ、コゴミなどほかの地方でもなじみ深い山菜に加え、飛騨でアズキナと呼ばれる標準和名ナンテンハギ、同じく飛騨でタケノコとかネマガリタケなど呼ばれるチシマザサも楽しみたい山菜である。
また春になるとしばしば、街道沿いで車を止めて採取している人を見かけることがある。だが山菜を熟知したインタープリター(自然案内人)とともに、山菜採りをするときの服装で出かけることをお奨めしたい。山菜採取のルールはもちろんのこと、思わぬ山菜を見つけるなど、新しい発見もあるはずだ。
山菜は道の駅や朝市でも購入することができるが、自然の中で採ることに加えて、自然を楽しむ喜びも、味わいたいものだ。 |

筆者:今井 正人
(いまい まさと)
飛騨インタープリターアカデミー五期生 ナチュラルリラクゼーションアドバイザー(中級)
1955年岐阜県下呂市生まれ、岐阜薬科大学卒業、薬剤師
現在下呂市で健康野菜、山野草、薬草研究などのかたわら、飛騨の自然や歴史、民俗などについて調査研究している。
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