晴れた日は御嶽山や乗鞍岳、白山がぐるりと見渡せる絶景ビュー。

日本一広い面積を有する高山市には、実に５つものスキー場が存在します。その中でも市街地から車で20分という抜群のアクセスを誇るのが、高山市位山交流広場～モンデウスパーク～にある高山市民スキー場（旧名称：モンデウス飛騨位山スノーパーク）。地元のスキーヤー達にも思い立ったらフラッと行ける気軽さが人気です。
駐車場から目の前が即、ゲレンデという気軽さながら、山頂からは御嶽山や乗鞍岳、白山がぐるりと見渡せるパノラマビューが爽快。
多くのスキー大会が開催され、林間コースもあり、ビギナーだけでなくエキスパートまで充分に楽しめるゲレンデです。

2023-2024シーズンは、2024年3月3日(日)までの営業予定です。
詳しくは、高山市 公式サイトをご確認ください。

PDFでもお得な情報をご確認いただけます。詳しくはこちら

駐車場から目の前がゲレンデの好環境。

リフト２基とスケール的には小規模ですが、1,500 mという標高による雪質のよさと晴天率の高さ、規模のわりには変化に富む斜面のおかげで十分楽しめるのがここの魅力。
キッズ達には日本で初めてここが開設したというバンビーノエスカレーターで楽しむソリ遊びや、未就学児でも参加できるスクールも毎日開校しており、ファミリー層にもオススメ。
疲れたら畳敷きの広い無料休憩室やキッズスペースも完備でのんびりリラックスできるのもうれしいところ。

左：エスカレーター式のバンビーノリフト（有料）でそり遊び。
右：そり専用の広場で、大人も子供も大歓声。（レンタルもあり）
下：小さなお子様には遊べる遊具もあります。

館内のレストランではゲレンデを眺めながら飛騨高山ラーメンやカツカレーなどの人気メニューを堪能。

そのアクセスの良さから外国人観光客も多く、手ぶらで来てもレンタルを利用し、気軽にスノーアクティビティを楽しむ姿が多くみられました。
高山駅からは1日2往復の無料シャトルバスも運行しています。

ここ位山は水の流れが太平洋と日本海へ分かれ始める分水嶺の山でもあり、古来より霊山として崇められてきました。
多くの伝説や神秘につつまれた、パワースポットともいわれています。麓にある飛騨一宮水無神社の奥宮でもあるこの位山。
岐阜県の県木であるイチイの原生林があり、これを笏の材料として朝廷に献上した際、最上の「一位」を賜ったことから、木をイチイ、この山を位山と言われるようになったという説もあり、現在でも天皇即位にはこの位山のイチイを使った笏が献上されています。
モンデウスという名前も　Mont（山）Deus（神）を合わせた造語で、これらの伝説から名づけられたもの。
この森の中をスノーモービルでチューブやそりをひっぱり散歩を楽しむ「源流の森クルージング（ガイド付き）」やレンタルのスノーシューやかんじきを履いてスノーハイクで楽しめば、大自然の中小さな動物たちに会えることもあるのだとか。

約3キロの行程を30～40分かけてガイドさんとともにスノーモービルでクルージング。（１人1,000円）

市内からほんの少し足を伸ばして、スキーやスノーボード、そして楽しいアクティビティと、冬の飛騨高山の大自然に遊ぶひととき。
たっぷり楽しんだ後の温泉や、飛騨牛などのグルメもお楽しみのひとつ。
冬の旅のプランに、雪と遊ぶプランを加えてみてはいかがでしょうか？