去年の夏、深夜のバスで乗鞍岳のご来光見学に行った自称山ガール一行。
実はあの後すぐには下山せずに、乗鞍岳のお花畑散策を楽しんで来たのでした。ご来光と合わせて朝日を浴びるお花畑を楽しむもよし、単独で訪れても感動すること間違いなし!普段見かけない高山植物見学。
その時見た花々を、動植物に詳しい地元民にも協力いただいてご紹介いたします♪
>乗鞍岳のご来光を未読の方はぜひこちらを合わせてご覧下さい
30秒で記事がわかる要約!

高山グリーンホテルコンシェルジュです。
本記事をの内容を簡単にお伝えさせていただきます!

標高2700mの乗鞍岳・畳平に広がる「天空のお花畑」を紹介。
木道を歩きながら、コバイケイソウやミヤマキンポウゲ、ハクサンイチゲなど多彩な高山植物に出会える。岩場に潜むイワヒバリなど動物にも遭遇可能。ご来光後の散策も絶景で、季節限定の自然美を手軽に楽しめる観察スポット。
目次
乗鞍岳畳平のお花畑
乗鞍岳のお花畑の場所
乗鞍岳のお花畑は標高2700Mの畳平と呼ばれる場所にあり、ご来光ポイントからもすぐに歩いていける場所にあります。
ここは通称「天空のお花畑」と呼ばれ、高山植物が咲き誇る自然豊かな国立公園になっています。
整備された遊歩道から眺めれば、そこかしこに可憐に咲く野花、それに植物の陰でヒッソリ暮らす小動物たち。
私たちはご来光見学の後、日が完全に明けてからお花畑に向かったのですが、道すがら振り替えれば山間にはまだ輝くご来光が。空はすっかり青くなっていましたが朝日はまだ赤く降り注ぎコントラストの美しさに思わず感動してしまいました。
朝日を背に自分自身の影が伸びる遊歩道を歩きます。木で組まれた道を歩くのはちょっとした探検気分でワクワクします。何か珍しいものはないかな~?と歩いていると遊歩道の間から覗くかわいらしいお花たち!
ここからは動植物に詳しい地元民にも協力してもらい、私が散策中に見たものをいくつかご紹介させていただきます♪
個性的な見た目の「コバイケイソウ」
まず目に飛び込んできたのはちょっと個性的な見た目の「コバイケイソウ」。
遠くから見たら白い猫じゃらしのようなかわいらしい花は、間近で見ると1つ1つが小さなお花の集合なんです。
その名の通り、小梅(こばい)がたくさん集まっているよう!実は猛毒をもっているので人間だけではなく、野生動物も食べることはない毒草です。
ちっちゃなお花が群生している「ミヤマキンポウゲ」
コバイケイソウの側で群生していたのは「ミヤマキンポウゲ」。
緑の絨毯からひょっこり覗く小さなお花がかわいらしいです。他の植物と比べひょろっと細く、背が高いのが特徴♪
遊歩道から覗くお花たち
遊歩道を歩いていくと、足元から伸びる様々なお花に気がつきます。中には遊歩道の上まで伸びているものも!
2枚目の写真はミヤマゼンゴは丈が60cmにもなる背の高いお花で、遊歩道の上にひょっこりお花を覗かせてています。白いお花に緑の葉、茎や種子は暗い紫色なのでコントラストが綺麗です。踏んでしまわないようにそっと避けながら近くを通ります♪
3枚目の写真はギザギザした葉っぱのハクサンイチゲ。実は花びらがないんです!白い花びらに見えるのは萼(がく)なんです。
ウサギギクは名前の通り細長い葉っぱがうさぎの耳の形をしています。別名キングルマ(金車)と言うように4cmくらいのまあるく黄色いお花が咲きます。
4枚目の写真は紫色のお花がかわいいヨツバシオガマ。
よく見るとお花の先が鳥の頭のような形をしています♪名前の通り、茎から葉が4個輪生しています。
人の近くに寄ってくるイワヒバリ
植物が生えている地面に注目していると、視界の隅で何か動くものが…。うまく地面と同化しているのは全長18cmの「イワヒバリ」です!毎年雪解け前からこの畳平にやってきて多夫多妻という珍しいスタイルで繁殖するイワヒバリ。
この時は8月だったので遅い繁殖の時期でした。
様々な生き物の宝庫、乗鞍岳のお花畑。いかがでしたか?
今回紹介させていただいたのはほんの一部!ここに載せさせていただいた以外にも、花柱が伸びて羽毛状になるチングルマ、青い花の美しいイワギキョウ、岩地にひっそり生えるコイワカガミなど注目植物満載です♪
皆様もぜひ乗鞍に起こしの際にはお花畑の遊歩道を一周してみて下さい!
文献協力:(有)地域自然科学研究所














